脂質異常症は自覚症状がほとんどないことも多く、健康診断の血液検査をきっかけに見つかることがあります。
症状がないからといって放置せず、数値の程度やほかの病気の有無を確認することが大切です。
JR総武線「平井駅」北口徒歩4分の仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、脂質異常症や健診で指摘されたコレステロール・中性脂肪の異常について、内科でご相談いただけます。
健診でコレステロールや中性脂肪の異常を指摘されたら
健診結果では、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、non-HDLコレステロールなどを確認します。
日本で用いられる主な脂質異常症の診断基準は、次のとおりです。
| 検査項目 | 基準値 |
|---|---|
| LDLコレステロール | 140mg/dL以上:高LDLコレステロール血症 |
| HDLコレステロール | 40mg/dL未満:低HDLコレステロール血症 |
| 中性脂肪(空腹時) | 150mg/dL以上:高トリグリセライド血症 |
| 中性脂肪(随時) | 175mg/dL以上:高トリグリセライド血症 |
| non-HDLコレステロール | 170mg/dL以上:高non-HDLコレステロール血症 |
※上記は成人の脂質異常症の主な診断基準です。健診機関の判定基準や、個人ごとの治療目標値とは異なる場合があります。
診断基準に該当したからといって、必ず薬物治療が必要になるわけではありません。
年齢、喫煙の有無、高血圧、糖尿病、腎臓病、心筋梗塞や脳梗塞の既往などを含めて、動脈硬化のリスクを総合的に評価します。
健診結果票をお持ちの場合は、受診時にご持参ください。
脂質異常症を放置するとどうなりますか?
LDLコレステロールなどの異常が続くと、動脈硬化が進みやすくなることがあります。
動脈硬化が進行すると、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患などのリスクが高くなります。
また、中性脂肪が非常に高い場合には、急性膵炎のリスクが高くなることがあります。
脂質異常症の治療は、単に検査値を基準範囲に近づけることだけでなく、将来の心血管疾患などのリスクを減らすことが目的です。
脂質異常症の主な原因
脂質異常症には、生活習慣や体質、ほかの病気などさまざまな要因が関係します。
食生活
脂質や糖質、アルコールの摂り方などが影響することがあります。特に飽和脂肪酸の摂り過ぎは、LDLコレステロールの上昇に関係する場合があります。
運動不足・体重増加
運動不足や体重増加は、中性脂肪やHDLコレステロールなどに影響することがあります。
遺伝的な体質
家族性高コレステロール血症など、遺伝的な要因が関係する場合もあります。
LDLコレステロールが非常に高い場合や、若い年齢で心筋梗塞を起こしたご家族がいる場合などは、専門的な評価が必要になることがあります。
ほかの病気や薬の影響
糖尿病、甲状腺機能低下症、腎臓病などの病気や、一部の薬剤が脂質の値に影響することがあります。
服用中の薬は自己判断で中止せず、医師にご相談ください。
脂質異常症の検査
診察では、健診結果やこれまでの血液検査、生活習慣、服用している薬などを確認します。
必要に応じて、血液検査で次のような項目を確認します。
- LDLコレステロール
- HDLコレステロール
- 中性脂肪(トリグリセライド)
- non-HDLコレステロール
- 血糖値・HbA1c
- 肝機能
- 腎機能
脂肪肝やほかの病気が疑われる場合には、症状や診察内容に応じて追加の検査を検討します。
中性脂肪は食事の影響を受けるため、採血時の食事状況も確認します。
脂質異常症の治療
脂質異常症の治療では、生活習慣の見直しと、必要に応じた薬物療法を組み合わせます。
食事の見直し
脂身の多い肉やバター、菓子類、アルコールなどを一律に禁止するのではなく、普段の食事内容や検査値に合わせて見直します。
野菜、海藻、きのこ、豆類などの食物繊維を含む食品や、魚を取り入れることも選択肢です。
LDLコレステロールが高い場合は飽和脂肪酸の摂り過ぎに、中性脂肪が高い場合は飲酒量や糖質の摂り方などにも注意します。
運動
ウォーキングなどの有酸素運動は、体重管理や脂質代謝の改善に役立つことがあります。
体調や持病に合わせ、無理のない範囲で継続しましょう。
薬物療法
生活習慣の改善だけでは十分に数値が下がらない場合や、動脈硬化のリスクが高い場合には、脂質を下げる薬を使用することがあります。
治療薬の種類や目標値は、患者様ごとのリスクに応じて判断します。
心筋梗塞や脳梗塞の既往がある方などでは、生活習慣の改善とあわせて薬物療法が重要になる場合があります。
脂質異常症で受診を検討したい目安
次のような場合は、内科への相談をご検討ください。
- 健診でLDLコレステロールが高いと言われた
- 中性脂肪が高いと言われた
- HDLコレステロールが低いと言われた
- 以前より脂質の数値が悪化している
- 高血圧や糖尿病も指摘されている
- 家族に若い年齢で心筋梗塞などを発症した方がいる
- 脂質異常症の薬を飲んでいるが数値が安定しない
- 薬を続けるべきか相談したい
このような症状がある場合は救急受診を検討してください
脂質異常症そのものは、通常、急な症状を起こす病気ではありません。
ただし、次のような症状がある場合は、心筋梗塞や脳卒中など緊急性の高い病気の可能性があります。
- 突然の強い胸痛や圧迫感
- 強い息苦しさ
- 突然の片側の手足の麻痺やしびれ
- ろれつが回らない、言葉が出にくい
- 急な意識障害
このような症状がある場合は、通常の外来受診を待たず、119番通報などの救急対応を検討してください。
また、中性脂肪が非常に高い方で激しい上腹部痛や繰り返す嘔吐がある場合は、急性膵炎などの可能性もあるため、速やかな受診が必要です。
脂質異常症の薬は一度始めたら一生飲み続けますか?
必ずしも全員が一生同じ薬を続けるわけではありません。
生活習慣の改善や体重変化、動脈硬化リスクの変化などによって、治療内容を調整できる場合があります。
一方で、心筋梗塞や脳梗塞の既往がある方、家族性高コレステロール血症などでは、継続的な薬物治療が重要になることもあります。
自己判断で中止せず、医師と相談してください。
平井で脂質異常症を相談するなら仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックへ
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、健診でコレステロールや中性脂肪の異常を指摘された方、脂質異常症の治療を始めたい方、すでに治療中で薬や数値について相談したい方の診療を行っています。
高血圧、糖尿病、脂肪肝など、脂質異常症と関連しやすい生活習慣病もあわせて確認します。
より専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介します。
JR総武線「平井駅」北口から徒歩4分です。平日は夜19時まで、土曜日・日曜日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。
当院では時間帯予約制を採用しています。Web予約とネット問診を事前にご利用いただくと、来院後の流れがスムーズになりやすくなります。
よくある質問
Q. 健診でコレステロールの異常を指摘されました。何科を受診すればよいですか?
A. まずは内科でご相談いただけます。健診結果を確認し、必要に応じて再検査や生活習慣の見直し、薬物治療を検討します。
Q. 自覚症状がなくても受診したほうがよいですか?
A. 脂質異常症は自覚症状が少ないことが多いため、健診で異常を指摘された場合は一度ご相談ください。数値だけでなく、ほかの生活習慣病や動脈硬化リスクも含めて確認します。
Q. 脂質異常症の薬は一生飲み続けますか?
A. 必ずしも全員が一生同じ薬を続けるわけではありません。病状やリスクによって調整できることがありますが、自己判断で中止せず医師と相談してください。
Q. コレステロールが高い場合、卵は食べないほうがよいですか?
A. 食事は一つの食品だけで判断するのではなく、全体のバランスや検査値、ほかの病気の有無をみて調整することが大切です。極端な制限はせず、ご自身の食生活に合わせて見直しましょう。
Q. 中性脂肪が高い場合は何に注意すればよいですか?
A. 飲酒量、糖質の摂り方、体重、運動習慣などが影響することがあります。数値の程度によって対応が異なるため、健診結果を持参してご相談ください。
Q. 予約なしでも受診できますか?
A. はい。一般診療は予約なしでも受診いただけます。当院では時間帯予約制を採用しており、事前のWeb予約をおすすめしています。
Q. 土曜日・日曜日でも受診できますか?
A. はい。土曜日・日曜日も診療しています。平日は夜19時まで、土日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。診療時間などが変更となる場合もありますので、受診前に最新の診療情報をご確認ください。
脂質異常症で受診を迷っている方へ
脂質異常症は自覚症状が少ない一方で、長期的には動脈硬化と関係する病気です。
「健診でコレステロールが高いと言われた」「中性脂肪が高いけれど何をすればよいかわからない」という段階でも、まず現在の状態を確認することが大切です。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、脂質異常症をはじめとする生活習慣病を総合的に診療しています。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックのご案内
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