症状が比較的軽い場合は自宅で回復することもありますが、水分が取れない場合や血便、強い腹痛などがある場合は、医療機関での評価が必要です。
JR総武線「平井駅」北口徒歩4分の仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、嘔吐や下痢、腹痛などの症状について、内科・消化器内科でご相談いただけます。
感染性胃腸炎とは?
感染性胃腸炎は、ウイルスや細菌などの病原体によって胃や腸に炎症が起こる病気です。
原因となる病原体や症状の程度には個人差があり、嘔吐が中心の場合もあれば、下痢や腹痛が強く出る場合もあります。
また、症状だけで原因となる病原体を特定することは難しい場合があります。
診察では、症状の経過や食事内容、周囲の流行状況などを確認し、必要な検査や治療を検討します。
感染性胃腸炎の主な症状
次のような症状がみられることがあります。
- 吐き気
- 嘔吐
- 水のような下痢
- 腹痛
- 発熱
- だるさ
- 食欲低下
嘔吐や下痢が続くと、体内の水分や電解質が失われ、脱水になることがあります。
特に高齢者や小さなお子様、基礎疾患のある方は、脱水によって体調が悪化しやすいため注意が必要です。
感染性胃腸炎の主な原因
ウイルス性胃腸炎
ノロウイルスやロタウイルスなどが原因となります。
ノロウイルスでは、突然の嘔吐や下痢、腹痛などがみられることがあります。
感染者の便や嘔吐物を介して、家庭内などで感染が広がることもあります。
細菌性胃腸炎
カンピロバクター、サルモネラ、病原性大腸菌などが原因となることがあります。
十分に加熱されていない食品などを介して感染する場合があり、発熱や腹痛、下痢、血便などがみられることもあります。
原因を考えるうえでは、食事内容、旅行歴、家族や職場で同じ症状の方がいるかなども参考になります。
感染性胃腸炎で受診を検討したい目安
次のような場合は、内科・消化器内科への相談をご検討ください。
- 嘔吐や下痢が強い
- 水分が取りにくい
- 発熱が続いている
- 腹痛が強い
- 血便がある
- 症状が悪化している
- 下痢や嘔吐が長引いている
- 高齢者、妊娠中、基礎疾患のある方
嘔吐や下痢の回数だけでなく、水分が取れているか、尿が出ているか、普段どおりに動けるかなど、全身状態を確認することが大切です。
このような症状がある場合は早急な受診・救急対応を検討してください
次のような症状がある場合は、脱水が進んでいる可能性や、感染性胃腸炎以外の病気が関係している可能性があります。
- 水分がほとんど取れない
- 尿が極端に少ない、長時間出ていない
- ぐったりしている
- 意識がもうろうとしている
- 強い腹痛が続く
- 大量の血便がある
- 黒いタール状の便が出る
- 繰り返す嘔吐で水分を保てない
意識障害、失神、突然の激しい腹痛、大量の血便などがある場合は、119番通報などの救急対応を検討してください。
また、水分がほとんど取れない、尿が著しく少ないといった場合は、脱水が進んでいる可能性があるため、速やかに医療機関を受診してください。
強い腹痛や繰り返す嘔吐は、虫垂炎や腸閉塞など、感染性胃腸炎以外の病気でもみられます。
単なる胃腸炎だろうと自己判断しないことが大切です。
感染性胃腸炎の検査
診察では、嘔吐や下痢の回数、腹痛の場所、発熱の有無、食事内容、家族や職場での流行状況などを確認します。
また、脱水の程度や全身状態を確認し、必要に応じて検査を検討します。
検査には、血液検査や便検査などがあります。
ただし、感染性胃腸炎が疑われるすべての方に便検査が必要なわけではありません。
血便、高熱、症状が長引く場合、重症化が懸念される場合などに、検査の必要性を判断します。
感染性胃腸炎の治療
感染性胃腸炎の治療では、脱水を防ぎながら症状に応じた対症療法を行うことが基本です。
水分・電解質の補給
嘔吐や下痢によって失われた水分と電解質を補うことが大切です。
水分が取れる場合は、経口補水液などを利用しながら、少量ずつこまめに補給します。
脱水が強い場合や、口から水分を取れない場合には、点滴などの治療が必要になることがあります。
症状に応じた薬物療法
吐き気が強い場合には吐き気止め、症状に応じて整腸薬などを使用することがあります。
ただし、すべての方に薬が必要とは限りません。
抗菌薬について
ウイルス性胃腸炎には抗菌薬は効果がありません。
また、細菌性胃腸炎であっても、すべての方に抗菌薬が必要なわけではありません。
病原体や症状の程度などを踏まえ、必要性を判断します。
一部の病原性大腸菌感染症などでは、抗菌薬の使用に注意が必要な場合もあります。
下痢止めは飲んでもよいですか?
下痢止めは、感染性胃腸炎の原因や症状によっては使用しないほうがよい場合があります。
特に高熱や血便がある場合などは、自己判断で腸の動きを抑える下痢止めを使用せず、医療機関へご相談ください。
すべての下痢止めが一律に危険というわけではありませんが、症状に応じて使用の可否を判断することが大切です。
自宅での水分補給と脱水対策
感染性胃腸炎で特に大切なのは、脱水を防ぐことです。
少量ずつこまめに飲む
吐き気や嘔吐がある場合は、一度にたくさん飲むと吐いてしまうことがあります。
少量ずつ、こまめに水分を取るようにしましょう。
吐いた直後は無理に大量の水分を飲まず、落ち着いてから少しずつ再開してください。
経口補水液を利用する
嘔吐や下痢によって水分と電解質が失われている場合は、経口補水液が役立つことがあります。
経口補水液は、脱水時の水分・電解質補給を目的としたものです。
塩分や糖分を含むため、腎臓病や心臓病などで水分・塩分制限がある方は、使用について医師にご相談ください。
脱水のサインに注意する
- 尿の量が少ない
- 口の中が乾く
- 強いのどの渇きがある
- 立ちくらみがする
- ぐったりしている
水分を飲んでもすぐに吐いてしまう、尿がほとんど出ない、強いだるさがある場合は、脱水が進んでいる可能性があるため、速やかに受診してください。
感染性胃腸炎のとき、食事はどうすればよいですか?
嘔吐が強いときに無理に食べる必要はありません。
まずは水分補給を優先し、吐き気が落ち着いてきたら、食べられる範囲で少量ずつ食事を再開しましょう。
おかゆやうどんなど、食べやすいものを選ぶのも一つの方法です。
ただし、必ずしもおかゆやうどんだけに限定する必要はありません。
脂っこいものや、食べると症状が悪化する食品を避けながら、体調に合わせて普段の食事に戻していきましょう。
家庭内感染を防ぐために
感染性胃腸炎では、家族への感染を防ぐことも大切です。
石けんと流水による手洗い
トイレのあとや食事の前、嘔吐物や便の処理後には、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
ノロウイルスでは、アルコール消毒だけでは十分な効果が得られない場合があります。
嘔吐物や便の適切な処理
ノロウイルスが疑われる場合、嘔吐物や便で汚れた場所には、適切な濃度に調製した塩素系消毒剤が使用されることがあります。
処理する際は、使い捨て手袋やマスクを使用し、十分に換気してください。
塩素系消毒剤は製品の表示に従って使用し、酸性洗剤などと混ぜないよう注意してください。
タオルなどの共用を避ける
症状がある間は、タオルの共用を避け、トイレやドアノブなど手が触れる場所の衛生管理にも注意しましょう。
症状が改善したあとも便から病原体が排出されることがあるため、引き続き手洗いを心がけてください。
平井で感染性胃腸炎を相談するなら仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックへ
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、嘔吐、下痢、腹痛、発熱など、感染性胃腸炎が疑われる症状をご相談いただけます。
脱水の程度や腹部症状、全身状態を確認し、必要に応じて検査や治療をご案内します。
また、より高度な検査や入院治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介します。
JR総武線「平井駅」北口から徒歩4分です。平日は夜19時まで、土曜日・日曜日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。
当院では時間帯予約制を採用しています。Web予約やネット問診をご利用いただけます。
嘔吐や下痢、発熱などの症状がある方は、受診前に当院の最新のご案内をご確認ください。
よくある質問
Q. 感染性胃腸炎は何科を受診すればよいですか?
A. 一般内科や消化器内科で相談できます。嘔吐や下痢だけでなく、脱水や腹痛の程度も確認します。
Q. 下痢がひどいとき、市販の下痢止めを飲んでもよいですか?
A. 症状によっては使用しないほうがよい場合があります。特に高熱や血便がある場合は、自己判断で腸の動きを抑える下痢止めを使用せず、医療機関へご相談ください。
Q. 水分はどのように取ればよいですか?
A. 一度に多く飲まず、少量ずつこまめに摂取してください。経口補水液も選択肢です。水分を飲んでもすぐ吐いてしまう場合は受診が必要です。
Q. 食事はいつから再開してよいですか?
A. 吐き気が落ち着き、水分が取れるようになったら、食べられる範囲で少量ずつ再開しましょう。無理に食べる必要はありません。
Q. 家族への感染を防ぐにはどうすればよいですか?
A. 石けんと流水による手洗いが大切です。ノロウイルスが疑われる場合は、嘔吐物や便で汚れた場所を適切な方法で処理し、タオルの共用を避けるなどの対策を心がけましょう。
Q. 感染性胃腸炎は何日くらいで治りますか?
A. 原因となる病原体や症状の程度によって異なります。ウイルス性胃腸炎では数日程度で改善することもありますが、症状が長引く場合や悪化する場合は受診してください。
Q. 予約なしでも受診できますか?
A. 一般診療は予約なしでも受診いただけますが、当院では時間帯予約制を採用しています。嘔吐や下痢、発熱がある場合は、受診方法について事前に最新のご案内をご確認ください。
Q. 中学生以下の子どもも受診できますか?
A. 中学生以下の方は、担当医師や症状によって対応できない場合があります。ご来院前にお電話でお問い合わせください。
Q. 土曜日・日曜日でも受診できますか?
A. はい。土曜日・日曜日も診療しています。平日は夜19時まで、土日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。診療時間などが変更となる場合もありますので、受診前に最新の診療情報をご確認ください。
感染性胃腸炎で受診を迷っている方へ
感染性胃腸炎では、嘔吐や下痢そのものだけでなく、脱水の程度を確認することが大切です。
「水分が取れない」「血便がある」「腹痛が強い」「症状が悪化している」という場合は、無理に様子を見続けず医療機関へご相談ください。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、感染性胃腸炎をはじめとする消化器症状について、必要な検査や治療をご案内しています。
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