大腸がんは、大腸の粘膜から発生する悪性腫瘍です。
早期の段階では自覚症状がほとんどないこともあり、便潜血検査や大腸カメラをきっかけに見つかる場合があります。
JR総武線「平井駅」北口徒歩4分の仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、血便や便通異常、便潜血陽性などについて、消化器内科でご相談いただけます。
大腸がんとは?
大腸がんは、大腸(結腸・直腸)の粘膜から発生する悪性腫瘍です。
腺腫と呼ばれる大腸ポリープの一部が時間をかけてがん化する場合と、明らかなポリープを経ずにがんが発生する場合があります。
早期には症状がないことも多く、健康診断の便潜血検査をきっかけに発見されることがあります。
進行すると、血便、便通異常、腹痛、貧血などが現れる場合があります。
大腸がんは、早期に発見することで、病変の状態によっては内視鏡治療が選択できる場合があります。
大腸がんでみられることがある症状
大腸がんでは、次のような症状がみられることがあります。
- 血便・便に血が混じる
- 便秘や下痢など便通の変化
- 便が以前より細くなる
- 排便後も便が残っている感じがする(残便感)
- 腹痛
- お腹の張り(腹部膨満感)
- 原因がはっきりしない貧血
- 意図しない体重減少
- だるさ・息切れ
これらの症状があるからといって、必ずしも大腸がんとは限りません。
痔、炎症性腸疾患、感染性腸炎、大腸ポリープなどでも似た症状が出ることがあります。
一方で、早期大腸がんでは症状がないこともあるため、症状の有無だけで判断することはできません。
このような場合は消化器内科への受診をご検討ください
- 健診で便潜血陽性を指摘された
- 血便が出た、または繰り返している
- 便秘や下痢など便通の変化が続いている
- 便が以前より細くなった
- 原因がはっきりしない貧血がある
- 意図しない体重減少がある
- 家族に大腸がんや大腸ポリープの既往がある
特に、血便がある場合は「痔だろう」と自己判断せず、原因を確認することが大切です。
症状や健診結果に応じて、大腸カメラなどの検査を検討します。
このような症状がある場合は早急な受診・救急対応を検討してください
次のような症状がある場合は、腸閉塞や大量出血など、緊急性の高い状態の可能性があります。
- 大量の血便がある
- 強い腹痛が続く
- お腹が大きく張っている
- 繰り返し嘔吐する
- 便もガスも出ない
- めまい・冷や汗・意識が遠のく感じがある
強い腹痛に加えて、お腹の張り、繰り返す嘔吐、便やガスが出ない状態がある場合は、腸閉塞の可能性があるため、速やかに救急受診してください。
大量の出血、失神、意識障害などがある場合は、119番通報などの救急対応を検討してください。
便潜血検査で1回だけ陽性だった場合
健康診断などで行う便潜血検査は、便に目に見えない血液が混じっていないかを調べる検査です。
2日法で1回だけ陽性だった場合でも、大腸カメラによる精密検査が必要です。
「痔があるから大丈夫」「もう一度便潜血検査をして陰性なら問題ない」と自己判断することは避けましょう。
便潜血検査を繰り返して陰性になっても、最初の陽性結果が取り消されるわけではありません。
健診結果票をご持参のうえ、精密検査についてご相談ください。
便潜血検査が陰性なら大腸がんではありませんか?
便潜血検査が陰性でも、大腸がんや大腸ポリープを完全に否定できるわけではありません。
大腸がんやポリープは、常に出血しているとは限らないためです。
血便、便通異常、原因不明の貧血、体重減少などがある場合は、便潜血検査が陰性でも医療機関へご相談ください。
大腸がんの検査
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
大腸がんが疑われる場合には、大腸カメラが重要な検査です。
大腸の粘膜を直接観察し、ポリープやがんが疑われる病変がないかを確認します。
疑わしい病変があれば、必要に応じて組織を採取して病理検査を行います。
当院では、鎮静を使用してウトウトした状態で検査を受けられるよう、負担に配慮しています。
病理検査
大腸カメラで採取した組織や切除した病変を詳しく調べ、がんの有無や病変の性質を確認します。
がんの確定診断には、一般に病理検査が重要です。
CTなどの画像検査
大腸がんと診断された場合には、がんの広がりや転移の有無を確認するため、CTなどの追加検査が必要になることがあります。
当院で専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介します。
大腸カメラは必ず必要ですか?
すべての便通異常に大腸カメラが必要というわけではありません。
ただし、次のような場合には、大腸カメラによる確認を検討します。
- 便潜血検査で陽性を指摘された
- 血便がある
- 原因不明の貧血がある
- 意図しない体重減少がある
- 便秘や下痢など、便通の変化が続いている
- 家族に大腸がんの既往がある
検査の必要性は、年齢や症状、健診結果、家族歴などを踏まえて判断します。
なお、便潜血陽性の場合は、症状がなくても精密検査として大腸カメラが必要です。
大腸カメラでポリープが見つかった場合
大腸カメラでポリープが見つかった場合、大きさや形などによっては、検査中に切除できることがあります。
一方で、病変の大きさや形、出血リスク、使用中の薬などによっては、その場で切除せず、後日の治療や専門医療機関での処置をご案内する場合があります。
すべての大腸ポリープが大腸がんになるわけではありません。
ただし、腺腫など将来的ながん化リスクがある病変では、切除を検討します。
大腸ポリープの適切な切除は、将来の大腸がんの発生リスクを減らすことにつながります。
大腸がんと診断された場合の治療
大腸がんの治療は、がんの深さや広がり、リンパ節転移・遠隔転移の有無、全身状態などによって異なります。
内視鏡治療
早期大腸がんでは、病変の条件によって内視鏡的切除が選択されることがあります。
外科手術
がんが深く入り込んでいる場合や、リンパ節転移のリスクがある場合などには、外科手術が必要になることがあります。
薬物療法
病状によっては、抗がん剤や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などによる治療が検討されます。
当院で大腸がんが疑われる、または診断された場合には、必要な検査や治療が受けられる適切な医療機関へご紹介します。
大腸がんの主なリスク因子
年齢
大腸がんのリスクは、年齢とともに高くなる傾向があります。
家族歴
血縁者に大腸がんや大腸ポリープの既往がある場合は、検査時期を考えるうえで参考になります。
生活習慣
喫煙、過度の飲酒、肥満、運動不足、赤身肉や加工肉の多い食生活などは、大腸がんリスクとの関連が知られています。
炎症性腸疾患
潰瘍性大腸炎など、一部の炎症性腸疾患では、病気の期間や炎症の広がりなどに応じて大腸がんリスクが高くなることがあります。
リスク因子があるからといって、必ず大腸がんになるわけではありません。
大腸がんを予防するには?
大腸がんを完全に防ぐ方法はありません。
一方で、次のような取り組みはリスク低減につながる可能性があります。
- 禁煙する
- 飲酒量を見直す
- 適度な運動を続ける
- 適正な体重を維持する
- 野菜などを取り入れ、バランスのよい食生活を心がける
- 便潜血陽性など、健診異常を指摘された場合は精密検査を受ける
また、医師から大腸カメラを勧められた場合には、適切な時期に検査を受けることが大切です。
家族に大腸がんになった人がいる場合
家族に大腸がんになった方がいる場合、検査の必要性や開始時期を考えるうえで家族歴が重要になります。
ただし、すべての方に「40歳になったら必ず大腸カメラ」と一律に決まるわけではありません。
次のような点を確認して、個別に判断します。
- どの続柄の家族が大腸がんになったか
- 何歳で発症したか
- 家族内に複数の患者さんがいるか
- ご自身の症状や過去の検査歴
ご家族の発症年齢や病歴がわかる場合は、受診時にお知らせください。
平井で大腸がん・大腸カメラを相談するなら仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックへ
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、血便、便通異常、便潜血陽性、貧血など、大腸がんが心配な方のご相談に対応しています。
症状や健診結果を確認し、必要に応じて大腸カメラを検討します。
当院では、鎮静を使用してウトウトした状態で検査を受けられるよう、負担に配慮しています。
また、大腸ポリープが見つかった場合には、病変の大きさや形などに応じて切除を検討します。
大腸がんが疑われる場合や専門的な治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介します。
JR総武線「平井駅」北口から徒歩4分です。平日は夜19時まで、土曜日・日曜日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。
当院では時間帯予約制を採用しています。Web予約やネット問診をご利用いただけます。
よくある質問
Q. 早期大腸がんは症状でわかりますか?
A. 早期大腸がんでは症状がほとんどないことがあります。健診の便潜血検査や大腸カメラをきっかけに見つかることもあります。
Q. 便潜血検査が1回だけ陽性でした。大腸カメラは必要ですか?
A. はい。2日法で1回だけ陽性でも、大腸カメラによる精密検査が必要です。便潜血検査をやり直すだけで済ませず、ご相談ください。
Q. 便潜血が陰性なら大腸がんではありませんか?
A. 陰性でも大腸がんやポリープを完全には否定できません。血便や便通異常、貧血などがある場合はご相談ください。
Q. 大腸カメラでポリープが見つかったら、その場で切除できますか?
A. 大きさや形などによっては、検査中に切除できる場合があります。すべての病変が対象になるわけではありません。
Q. 大腸がんの家族歴がある場合、何歳から検査すればよいですか?
A. 一律ではありません。家族の発症年齢や人数、続柄などによって考え方が異なるため、個別にご相談ください。
Q. 大腸カメラは痛いですか?
A. 当院では鎮静を使用し、ウトウトした状態で検査を受けられるよう負担に配慮しています。感じ方には個人差があります。
Q. 予約なしでも受診できますか?
A. 一般診療は予約なしでも受診いただけますが、当院では時間帯予約制を採用しています。事前のWeb予約をおすすめしています。大腸カメラには事前準備が必要です。
Q. 中学生以下の子どもも受診できますか?
A. 中学生以下の方は、担当医師や症状によって対応できない場合があります。ご来院前にお電話でお問い合わせください。
Q. 土曜日・日曜日でも受診できますか?
A. はい。土曜日・日曜日も診療しています。平日は夜19時まで、土日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。診療時間などが変更となる場合もありますので、受診前に最新の診療情報をご確認ください。
大腸がんで受診を迷っている方へ
大腸がんは早期には症状がないこともあります。
便潜血陽性、血便、便通異常、貧血などがある場合は、自己判断で様子を見続けずご相談ください。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、大腸の症状や健診異常について、必要な検査や専門医療機関へのご紹介をご案内しています。
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