胃がんは、胃の内側を覆う粘膜の細胞から発生する悪性腫瘍です。
早期の段階では自覚症状がほとんどないこともあり、症状だけで胃がんかどうかを判断することはできません。
JR総武線「平井駅」北口徒歩4分の仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、胃痛や胃もたれ、健診異常などについて、消化器内科でご相談いただけます。
胃がんとは?
胃がんは、胃の粘膜から発生する悪性腫瘍です。
早期胃がんでは自覚症状がないことも多く、健康診断や胃カメラで偶然見つかる場合があります。
進行すると、胃痛、食欲不振、体重減少、貧血などの症状が現れることがあります。
ただし、胃痛や胃もたれは胃炎や胃潰瘍などでも起こるため、症状だけで区別することは難しい場合があります。
胃がんは早期に発見することで、病状によっては内視鏡治療など、体への負担が比較的小さい治療を選択できる場合があります。
胃がんでみられることがある症状
胃がんでは、次のような症状がみられることがあります。
- みぞおちの痛みや不快感
- 胃もたれ
- 食欲不振
- 少量の食事で満腹になる
- 吐き気・嘔吐
- 意図しない体重減少
- 黒い便
- 吐血
- 貧血
- だるさ・息切れ
これらの症状があるからといって、必ずしも胃がんとは限りません。
一方で、早期胃がんでは症状がないこともあるため、症状の有無だけで判断することはできません。
このような場合は消化器内科への受診をご検討ください
- 胃痛や胃もたれが続いている
- 食欲不振が続いている
- 原因がはっきりしない体重減少がある
- 貧血を指摘された
- 健診のバリウム検査で異常を指摘された
- ピロリ菌感染を指摘されたことがある
- 萎縮性胃炎を指摘されている
- 家族に胃がんになった方がいる
症状が続く場合や、健診で異常を指摘された場合は、必要に応じて胃カメラなどの検査を検討します。
このような症状がある場合は早急な受診・救急対応を検討してください
次のような症状がある場合は、消化管出血など緊急性の高い病気が隠れている可能性があります。
- 吐血がある
- 黒いタール状の便が出る
- 強い腹痛が続く
- めまい・冷や汗・意識が遠のく感じがある
- 水分が取れないほど嘔吐している
胃がんだけでなく、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などによる出血の可能性もあります。
大量の吐血、意識障害、失神、突然の激しい腹痛などがある場合は、119番通報などの救急対応を検討してください。
黒いタール状の便が出た場合も、自己判断で様子を見続けず、速やかに医療機関を受診してください。
胃がんの主なリスク因子
ピロリ菌感染
ピロリ菌感染は、胃がんの重要なリスク因子の一つです。
長期間の感染によって萎縮性胃炎などが起こり、胃がんのリスクが高まることが知られています。
喫煙
喫煙は胃がんのリスク因子の一つです。
禁煙は胃がんを含むさまざまな病気のリスク低減につながります。
塩分の多い食事
塩分の多い食生活は、胃がんリスクとの関連が知られています。
日頃から塩分の摂りすぎに注意することが大切です。
家族歴
血縁者に胃がんになった方がいる場合は、胃がんリスクを考えるうえで参考になります。
ただし、リスク因子があるからといって、必ず胃がんになるわけではありません。
胃がんの検査
胃がんが疑われる場合には、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)が重要な検査です。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
胃カメラでは、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察します。
胃の粘膜に異常がないかを確認し、疑わしい病変があれば、必要に応じて組織を採取します。
採取した組織は病理検査を行い、がんの有無などを確認します。
当院では、鼻から内視鏡を挿入する経鼻胃カメラに対応しています。
病理検査
胃カメラで疑わしい病変が見つかった場合には、必要に応じて組織を採取し、顕微鏡で詳しく調べます。
胃がんの確定診断には、一般に病理検査が重要です。
がんが確認された場合は、必要に応じて専門医療機関で追加検査を行い、病気の広がりなどを評価します。
胃カメラは必ず必要ですか?
すべての胃の不調に胃カメラが必要というわけではありません。
ただし、次のような場合には、胃カメラによる確認を検討します。
- 健診で胃の異常を指摘された
- 原因不明の体重減少がある
- 貧血を指摘された
- 黒い便や吐血がある
- 胃痛や胃もたれが長く続いている
- 胃がんのリスク因子がある
検査の必要性は、症状や年齢、これまでの健診・検査歴などを踏まえて判断します。
なお、吐血や黒い便など出血が疑われる症状がある場合は、緊急性を優先して評価する必要があります。
健診のバリウム検査で「要精密検査」と言われた場合
健康診断のバリウム検査で「要精密検査」と判定された場合は、結果票をご持参のうえご相談ください。
バリウム検査だけでは病変の性質を確定できないため、一般に胃カメラによる精密検査が必要になります。
「症状がないから大丈夫」と自己判断して放置せず、適切な時期に精密検査を受けることが大切です。
なお、結果票に「要再検査」と記載されている場合も、判定内容を確認し、必要な検査をご案内します。
ピロリ菌と胃がんの関係
ピロリ菌感染は、胃がんの重要なリスク因子の一つです。
ピロリ菌陽性で除菌治療の適応がある場合には、除菌によって胃がんリスクの低減が期待できます。
ただし、ピロリ菌の除菌に成功しても、胃がんリスクが完全にゼロになるわけではありません。
萎縮性胃炎の程度や年齢、過去の胃カメラ所見などによっては、除菌後も胃カメラによる経過観察が勧められることがあります。
検査間隔は一律ではなく、患者様ごとに判断します。
胃がんと診断された場合の治療
胃がんの治療は、がんの深さや広がり、リンパ節転移の有無、全身状態などによって異なります。
内視鏡治療
早期胃がんでは、病変の条件によって内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの治療が選択されることがあります。
外科手術
がんの深さや広がりなどによっては、胃の一部または全部を切除する手術が必要になることがあります。
薬物療法
病状によっては、抗がん剤や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などによる治療が検討されます。
当院で胃がんが疑われる、または診断された場合には、必要な検査や治療が受けられる適切な医療機関へご紹介します。
胃がんを予防するには?
胃がんを完全に防ぐ方法はありません。
一方で、次のような取り組みは胃がんリスクの低減につながる可能性があります。
- ピロリ菌感染がある場合に適切な検査・除菌治療を受ける
- 禁煙する
- 塩分の摂りすぎを避ける
- 健診で異常を指摘された場合は精密検査を受ける
- 医師から勧められた検査や経過観察を継続する
胃がんは早期には症状がないこともあるため、症状の有無だけに頼らず、必要な検査を受けることが大切です。
平井で胃がん・胃カメラを相談するなら仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックへ
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、胃痛、胃もたれ、食欲不振、黒い便などの症状や、健診で胃の異常を指摘された方のご相談に対応しています。
症状や健診結果を確認し、必要に応じて経鼻胃カメラやピロリ菌検査などを検討します。
胃がんが疑われる場合や治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介します。
JR総武線「平井駅」北口から徒歩4分です。平日は夜19時まで、土曜日・日曜日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。
当院では時間帯予約制を採用しています。Web予約やネット問診をご利用いただけます。
よくある質問
Q. 早期胃がんは症状でわかりますか?
A. 早期胃がんでは症状がほとんどないことがあります。胃痛や胃もたれがあっても胃炎などと区別できないため、必要に応じて胃カメラで確認します。
Q. 胃カメラは必ず必要ですか?
A. すべての方に必要ではありません。ただし、健診異常、黒い便、体重減少、貧血などがある場合には胃カメラを検討します。
Q. 健診のバリウム検査で要精密検査でした。受診したほうがよいですか?
A. はい。結果票をご持参のうえご相談ください。一般に胃カメラによる精密検査が必要になります。
Q. ピロリ菌を除菌すれば胃がんにはなりませんか?
A. 除菌によって胃がんリスクの低減が期待できますが、ゼロにはなりません。胃の状態によっては、除菌後も胃カメラによる経過観察が勧められます。
Q. 黒い便が出たら胃がんですか?
A. 胃がんだけでなく、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、上部消化管からの出血でも黒い便が出ることがあります。黒いタール状便が出た場合は、速やかに受診してください。
Q. 家族に胃がんの人がいます。胃カメラを受けたほうがよいですか?
A. 家族歴は胃がんリスクを考えるうえで参考になります。年齢やピロリ菌感染歴、健診結果なども含めて、検査の必要性をご相談ください。
Q. 胃カメラは口からですか?鼻からですか?
A. 当院では、鼻から内視鏡を挿入する経鼻胃カメラに対応しています。検査方法や準備については、事前にご案内します。
Q. 予約なしでも受診できますか?
A. 一般診療は予約なしでも受診いただけますが、当院では時間帯予約制を採用しています。事前のWeb予約をおすすめしています。胃カメラについては検査前の準備が必要です。
Q. 中学生以下の子どもも受診できますか?
A. 中学生以下の方は、担当医師や症状によって対応できない場合があります。ご来院前にお電話でお問い合わせください。
Q. 土曜日・日曜日でも受診できますか?
A. はい。土曜日・日曜日も診療しています。平日は夜19時まで、土日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。診療時間などが変更となる場合もありますので、受診前に最新の診療情報をご確認ください。
胃がんで受診を迷っている方へ
胃がんは早期には症状がないこともあります。
健診で異常を指摘された方や、胃の不調が続いている方は、自己判断で様子を見続けずご相談ください。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、胃の症状や健診異常について、必要な検査や専門医療機関へのご紹介をご案内しています。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックのご案内
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