JR総武線「平井駅」北口徒歩4分の仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、胃痛や胃もたれなどの症状について消化器内科でご相談いただけます。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは?
胃潰瘍は胃の粘膜に、十二指腸潰瘍は胃の出口に続く十二指腸の粘膜に、深い傷ができた状態です。
胃酸などの影響に対して粘膜を守る働きが弱まることなどで、潰瘍が生じます。
みぞおちの痛み、胃もたれ、吐き気などがみられることがありますが、症状の出方には個人差があります。
また、潰瘍があっても自覚症状が目立たず、出血などをきっかけに見つかる場合もあります。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の主な症状
次のような症状がみられることがあります。
- みぞおちの痛み
- 胃もたれ
- 吐き気・嘔吐
- 食欲低下
- 胸やけ
- 意図しない体重減少
- 黒いタール状の便
- 吐血
胃潰瘍では食後に痛みが出ることがあり、十二指腸潰瘍では空腹時や夜間に痛みが出ることがあります。
ただし、痛みが出る時間帯だけで胃潰瘍か十二指腸潰瘍かを判断することはできません。
胃炎や機能性ディスペプシアなどでも似た症状が出るため、必要に応じて検査を行います。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の主な原因
ピロリ菌感染
ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃の粘膜に慢性的な炎症を起こす細菌です。
感染が続くことで、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の発症に関係することがあります。
ピロリ菌感染が確認され、除菌治療の適応がある場合には、除菌によって潰瘍の再発リスクを下げることが期待されます。
解熱鎮痛薬(NSAIDs)
ロキソプロフェンやイブプロフェンなどのNSAIDsは、胃や十二指腸の粘膜を守る働きを弱め、潰瘍の原因となることがあります。
市販薬にも含まれているため、服用中の薬がある場合は診察時にお伝えください。
そのほかの要因
喫煙や過度の飲酒、重い基礎疾患などが、潰瘍の発症や治癒に影響することがあります。
また、血液を固まりにくくする薬を使用している方では、消化管出血に注意が必要です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍で受診を検討したい目安
次のような場合は、消化器内科への相談をご検討ください。
- みぞおちの痛みが続いている
- 胃もたれや吐き気を繰り返している
- 市販薬を使っても改善しない
- 食欲が低下している
- 過去に胃潰瘍・十二指腸潰瘍になったことがある
- NSAIDsを継続して服用している
- 健診で胃潰瘍の疑いを指摘された
- 意図しない体重減少や貧血を指摘された
症状が軽くても潰瘍が隠れている場合があるため、症状が続く場合はご相談ください。
このような症状がある場合は早急な受診・救急対応を検討してください
胃潰瘍・十二指腸潰瘍では、出血や穿孔などの合併症が起こることがあります。
次のような症状がある場合は注意が必要です。
- 吐血がある
- 黒いタール状の便が出る
- 突然の激しい腹痛がある
- お腹が硬く、動くと強く痛む
- めまい、冷や汗、意識が遠のく感じがある
- 顔色が悪く、ぐったりしている
突然の激しい腹痛、大量の吐血、失神や意識障害などがある場合は、119番通報などの救急対応を検討してください。
黒いタール状の便や少量の吐血であっても、消化管出血の可能性があるため、速やかな医療機関での評価が必要です。
これらの症状がある場合は、通常の胃カメラ予約を待たずに受診してください。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の検査
診察では、痛みの場所や経過、食事との関係、服用している薬、過去の潰瘍歴などを確認します。
必要に応じて、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を検討します。
胃カメラでわかること
胃カメラでは、胃や十二指腸の粘膜を直接観察し、潰瘍の有無、大きさ、出血の有無などを確認できます。
胃潰瘍では、見た目だけでは良性かどうか判断できない場合があるため、必要に応じて組織を採取して詳しく調べることがあります。
また、胃潰瘍の状態によっては、治癒を確認するために再度胃カメラを検討する場合もあります。
当院では、鼻から細い内視鏡を挿入する経鼻胃カメラに対応しています。
検査の必要性や実施時期は、症状や経過などを踏まえて判断します。
胃カメラは必ず必要ですか?
すべての胃痛に胃カメラが必要なわけではありません。
一方で、次のような場合には胃カメラを検討します。
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍が疑われる
- 黒い便や吐血がある
- 意図しない体重減少がある
- 貧血を指摘された
- 症状が長く続いている
- 健診で胃の異常を指摘された
ただし、出血や穿孔が疑われる場合には緊急の対応が必要になるため、通常の外来検査とは異なる対応が必要です。
ピロリ菌検査について
胃潰瘍・十二指腸潰瘍では、ピロリ菌感染が関係していることがあります。
病状やこれまでの検査歴に応じて、ピロリ菌検査を検討します。
検査には、尿素呼気試験、便中抗原検査、胃カメラで採取した組織を用いる方法などがあります。
服用中の薬や過去の除菌歴によって適した検査方法が異なるため、診察時に確認します。
ピロリ菌陽性で除菌治療の適応がある場合には、除菌によって潰瘍の再発リスクを下げることが期待されます。
なお、除菌治療後には、除菌が成功したかを確認する検査が必要です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療では、胃酸を抑える薬を中心に、原因に応じた対応を行います。
胃酸を抑える薬
PPI(プロトンポンプ阻害薬)やP-CAB(カリウムイオン競合型アシッドブロッカー)などを、病状に応じて使用することがあります。
胃酸の分泌を抑えることで、潰瘍の治癒を促します。
ピロリ菌の除菌治療
ピロリ菌感染が確認され、除菌治療の適応がある場合には、胃酸を抑える薬と抗菌薬を組み合わせた治療を検討します。
NSAIDsなどの薬の見直し
NSAIDsが原因と考えられる場合には、処方医と相談しながら薬の変更や胃を保護するための治療を検討します。
自己判断で処方薬を中止しないようにしましょう。
出血や穿孔がある場合
出血を伴う潰瘍では、緊急の内視鏡治療が必要になることがあります。
また、穿孔が起きた場合には、外科的治療などの緊急対応が必要になることがあります。
このような場合は、入院や専門的な治療が可能な医療機関での対応が必要です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍のときに気をつけたい生活習慣
治療中は、胃への負担を減らすことが大切です。
- 過度の飲酒を控える
- 禁煙を検討する
- 症状を悪化させる食事を避ける
- 処方された薬を医師の指示に従って使用する
- 自己判断でNSAIDsを追加しない
刺激の強い食品などをすべて一律に禁止する必要はありませんが、食べると症状が悪化するものがあれば控えるようにしましょう。
また、症状が改善しても潰瘍が完全に治癒しているとは限らないため、医師の指示に従って治療を続けることが大切です。
胃痛があるとき、市販の鎮痛薬を飲んでもよいですか?
ロキソプロフェンやイブプロフェンなどのNSAIDsは、胃潰瘍・十二指腸潰瘍を悪化させたり、出血リスクを高めたりすることがあります。
胃痛があるときに自己判断でNSAIDsを追加することは避けましょう。
ただし、すべての鎮痛薬を一律に使用できないわけではありません。
持病や服用中の薬によって適した薬は異なるため、医師や薬剤師にご相談ください。
健診で「胃潰瘍の疑い」と言われた場合
健康診断のバリウム検査などで「胃潰瘍の疑い」「胃の変形」「粘膜不整」などを指摘された場合は、結果票をご持参ください。
自覚症状がなくても、胃カメラなどの精密検査が必要になる場合があります。
特に胃潰瘍が疑われる場合には、胃がんなど別の病気との区別が必要になることもあります。
健診結果や過去の検査歴などを確認し、適切な検査方針を検討します。
平井で胃潰瘍・十二指腸潰瘍を相談するなら仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックへ
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、みぞおちの痛み、胃もたれ、吐き気など、胃潰瘍・十二指腸潰瘍が疑われる症状をご相談いただけます。
必要に応じて経鼻胃カメラやピロリ菌検査を検討し、病状に応じた治療をご案内します。
出血や穿孔など緊急性が高いと判断した場合には、救急対応が可能な医療機関への受診をご案内します。
JR総武線「平井駅」北口から徒歩4分です。平日は夜19時まで、土曜日・日曜日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。
当院では時間帯予約制を採用しています。Web予約やネット問診をご利用いただけます。
よくある質問
Q. 胃潰瘍と十二指腸潰瘍の痛み方は違いますか?
A. 胃潰瘍では食後、十二指腸潰瘍では空腹時や夜間に痛みが出ることがあります。ただし、痛み方だけでは区別できません。
Q. 胃痛のときにロキソニンなどを飲んでもよいですか?
A. NSAIDsは潰瘍を悪化させたり出血リスクを高めたりすることがあります。自己判断で追加せず、医師や薬剤師にご相談ください。
Q. 胃カメラは必ず必要ですか?
A. すべての胃痛に必須ではありませんが、潰瘍が疑われる場合や、黒い便、吐血、体重減少、貧血、健診異常などがある場合には検討します。出血などが疑われる場合は、緊急の評価が必要です。
Q. 胃潰瘍・十二指腸潰瘍は治りますか?
A. 原因に応じた治療で改善が期待できます。ピロリ菌感染が関係している場合は、除菌によって再発リスクを下げることが期待されます。
Q. 黒い便が出たらすぐ受診したほうがよいですか?
A. はい。黒いタール状の便は上部消化管出血の可能性があるため、速やかな受診が必要です。めまい、冷や汗、失神などがある場合は、119番通報などの救急対応を検討してください。
Q. ピロリ菌を除菌すれば潰瘍は再発しませんか?
A. 除菌によって再発リスクを下げることが期待されますが、再発の可能性が完全になくなるわけではありません。NSAIDsなど、ほかの原因にも注意が必要です。
Q. 予約なしでも受診できますか?
A. 一般診療は予約なしでも受診いただけますが、当院では時間帯予約制を採用しています。事前のWeb予約をおすすめしています。
Q. 中学生以下の子どもも受診できますか?
A. 中学生以下の方は、担当医師や症状によって対応できない場合があります。ご来院前にお電話でお問い合わせください。
Q. 土曜日・日曜日でも受診できますか?
A. はい。土曜日・日曜日も診療しています。平日は夜19時まで、土日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。診療時間などが変更となる場合もありますので、受診前に最新の診療情報をご確認ください。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍で受診を迷っている方へ
みぞおちの痛みや胃もたれはよくある症状ですが、胃潰瘍・十二指腸潰瘍が隠れていることもあります。
「胃痛が続いている」「市販薬を使っても改善しない」「健診で胃潰瘍の疑いを指摘された」という場合は、一度ご相談ください。
特に黒い便、吐血、突然の強い腹痛などがある場合は、通常の外来受診を待たず、速やかに医療機関を受診してください。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックのご案内
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受付時間:平日19時まで/土曜日・日曜日12時30分まで(午前のみ)
アクセス:JR総武線「平井駅」北口より徒歩4分
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