尿酸は、体内のプリン体が分解される過程で生じ、主に尿などから排泄されます。尿酸が作られる量と排泄される量のバランスが崩れると、血液中の尿酸値が高くなります。
血清尿酸値が7.0mg/dLを超える状態は、高尿酸血症とされています。
高尿酸血症そのものでは自覚症状がないこともありますが、尿酸の結晶が関節にたまると、痛風発作を起こすことがあります。
痛風発作では、足の親指の付け根などの関節に、突然強い痛みや腫れが出ることがあります。
JR総武線「平井駅」北口徒歩4分の仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、尿酸値の異常や痛風が疑われる症状について、内科でご相談いただけます。
健診で尿酸値が高いと言われたら
健康診断で尿酸値が高いと指摘された場合は、痛みがなくても一度状態を確認することが大切です。
受診時には、尿酸値だけでなく、腎機能、肝機能、血糖、脂質などもあわせて確認することがあります。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝などの生活習慣病を合併している場合もあるため、健診結果票をお持ちの場合は受診時にご持参ください。
なお、尿酸値が7.0mg/dLを超えたからといって、すべての方にすぐ薬物治療が必要になるわけではありません。尿酸値の程度や合併症などを踏まえて判断します。
高尿酸血症・痛風を放置するとどうなりますか?
尿酸値が高い状態が続くと、痛風発作を繰り返したり、尿酸結晶が関節などにたまったりすることがあります。
また、尿路結石や腎機能への影響がみられる場合もあります。
高尿酸血症は、高血圧、脂質異常症、糖尿病、脂肪肝などと併存することもあるため、尿酸値だけでなく全身の健康状態を確認することが大切です。
痛風発作が落ち着いた後も、尿酸値や腎機能、生活習慣などを継続して確認しましょう。
高尿酸血症・痛風の主な原因
高尿酸血症には、尿酸が作られすぎる場合、尿酸が体外へ排泄されにくい場合、その両方が関係する場合があります。
食生活
プリン体を多く含む食品の摂り方や、食事全体のバランスが関係することがあります。また、果糖を多く含む飲料なども尿酸値に影響することがあります。
飲酒
アルコールの摂取は尿酸値に影響することがあります。ビールだけでなく、飲酒量全体を見直すことが大切です。
体重増加・運動不足
肥満や運動不足などの生活習慣が関係することがあります。
腎機能の低下
腎臓から尿酸が排泄されにくくなることで、尿酸値が上がることがあります。
体質や薬の影響
遺伝的な体質や、一部の利尿薬などの薬剤が尿酸値に影響する場合もあります。服用中の薬は自己判断で中止せず、医師にご相談ください。
高尿酸血症・痛風の検査
診察では、症状の経過や健診結果、生活習慣、服用している薬などを確認します。
必要に応じて、次のような検査を検討します。
- 尿酸値
- 腎機能(クレアチニン・eGFRなど)
- 肝機能(AST・ALTなど)
- 血糖値・HbA1c
- 脂質
- 尿検査
痛風発作のような強い関節痛がある場合には、症状や診察所見を確認し、必要に応じてほかの関節疾患との鑑別を行います。
特に感染性関節炎など、早急な治療が必要な病気との区別が重要になる場合があります。
痛風発作が起きたときの治療
痛風発作が起きているときは、まず関節の炎症や痛みを抑える治療を行います。
治療薬には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、コルヒチン、副腎皮質ステロイドなどがあります。
実際にどの薬を使用するかは、腎機能、胃腸の病気、ほかの持病、服用中の薬などを確認して判断します。
痛みが強いときは患部を安静にし、無理に動かしたり強く揉んだりしないようにしましょう。
ただし、関節が赤く腫れて発熱を伴う場合などは、痛風以外の病気も考えられるため、速やかな受診が必要です。
尿酸値を下げる治療
痛風発作を繰り返す方や、尿酸値の程度、腎機能、尿路結石などの状態によっては、尿酸値を下げる薬を使用することがあります。
尿酸値を下げる薬には、尿酸生成抑制薬や尿酸排泄促進薬などがあります。
薬の種類や開始時期、目標値は、痛風発作の有無や病状、合併症によって異なります。
すでに尿酸値を下げる薬を服用している場合は、痛風発作が起きたからといって自己判断で中止せず、処方医にご相談ください。
高尿酸血症・痛風の生活習慣改善
高尿酸血症・痛風の管理では、薬物療法だけでなく生活習慣の見直しも重要です。
飲酒量の見直し
ビールだけでなく、アルコール全体の摂取量を見直します。
食事の見直し
プリン体だけに注目するのではなく、食事全体の量やバランスを整えることが大切です。
甘い清涼飲料水などの摂り過ぎにも注意しましょう。
水分摂取
十分な水分摂取が勧められることがあります。ただし、心臓病や腎臓病などで水分制限が必要な方は、主治医の指示に従ってください。
体重管理・運動
体重が多い場合は、無理のない範囲で体重管理や運動を行います。
急激な減量や激しい運動は避け、継続しやすい方法を選びましょう。痛風発作中は、痛みのある関節に負担をかけないことが大切です。
高尿酸血症・痛風で受診を検討したい目安
次のような場合は、内科への相談をご検討ください。
- 健診で尿酸値が高いと言われた
- 以前より尿酸値が上がってきた
- 足の親指の付け根などが突然腫れて痛くなった
- 痛風発作を繰り返している
- 尿路結石を指摘されたことがある
- 腎機能の低下を指摘されている
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症もある
- 尿酸値を下げる薬について相談したい
このような場合は早めに受診してください
関節が強く腫れて激しい痛みがある場合は、痛風以外の病気が原因のこともあります。
特に、次のような症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
- 発熱を伴う強い関節痛がある
- 関節の赤みや腫れが急速に悪化している
- 痛みが非常に強く、関節を動かせない
- 背中から脇腹にかけて激しい痛みがある
- 血尿や排尿時の異常を伴っている
発熱を伴う強い関節の腫れや痛みでは、感染性関節炎など緊急性の高い病気の可能性があります。通常の外来受診を待たず、当日中の救急受診が必要になる場合もあります。
また、激しい脇腹の痛みに発熱や尿が出にくい症状を伴う場合も、速やかに救急医療機関へご相談ください。
痛風の薬は一度始めたら一生飲み続けますか?
必ずしも全員が一生同じ薬を飲み続けるわけではありません。
尿酸値、痛風発作の回数、腎機能、尿路結石の有無、生活習慣などによって治療内容は変わります。
ただし、尿酸値を下げる薬は長期的な管理が必要になることもあります。
自己判断で薬を中止すると尿酸値が上昇し、痛風発作を繰り返す原因になる場合があるため、減量や中止は医師と相談してください。
平井で高尿酸血症・痛風を相談するなら仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックへ
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、健診で尿酸値が高いと指摘された方、痛風発作が疑われる方、尿酸値の継続管理を相談したい方の診療を行っています。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝など、関連する生活習慣病もあわせて確認します。
より専門的な関節の評価や、重い合併症の管理が必要と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介します。
JR総武線「平井駅」北口から徒歩4分です。平日は夜19時まで、土曜日・日曜日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。
当院では時間帯予約制を採用しています。Web予約とネット問診を事前にご利用いただくと、来院後の流れがスムーズになりやすくなります。
よくある質問
Q. 健診で尿酸値が高いと言われました。痛みがなくても受診したほうがよいですか?
A. 高尿酸血症は痛みがないことも多いため、健診で高値を指摘された場合は一度ご相談ください。尿酸値だけでなく、腎機能やほかの生活習慣病もあわせて確認します。
Q. 痛風発作が起きたら何科を受診すればよいですか?
A. まずは内科でご相談いただけます。関節の状態によっては、整形外科などの診療が適する場合もあります。発熱を伴う強い関節痛などがある場合は、感染性関節炎などの可能性もあるため、速やかな受診が必要です。
Q. 痛風の薬は一生飲み続けますか?
A. 必ずしも全員が一生同じ薬を続けるわけではありません。ただし、長期的な尿酸値の管理が必要になることもあります。自己判断で中止せず、医師と相談してください。
Q. 尿酸値を下げるにはビールだけをやめればよいですか?
A. ビールだけでなく、アルコール全体の量や食事、体重、運動習慣などをまとめて見直すことが大切です。
Q. 尿酸値が7.0mg/dLを超えたらすぐ薬が必要ですか?
A. 尿酸値だけで薬物治療の必要性が決まるわけではありません。痛風発作の有無、尿酸値の程度、腎機能、尿路結石、ほかの病気などを確認して判断します。
Q. 予約なしでも受診できますか?
A. はい。一般診療は予約なしでも受診いただけます。当院では時間帯予約制を採用しており、事前のWeb予約をおすすめしています。
Q. 土曜日・日曜日でも受診できますか?
A. はい。土曜日・日曜日も診療しています。平日は夜19時まで、土日は12時30分まで(午前のみ)受付しています。診療時間などが変更となる場合もありますので、受診前に最新の診療情報をご確認ください。
高尿酸血症・痛風で受診を迷っている方へ
高尿酸血症は自覚症状がないこともありますが、痛風発作や尿路結石、腎機能への影響につながる場合があります。
「健診で尿酸値が高いと言われた」「突然関節が腫れて痛くなった」という場合は、一度ご相談ください。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックでは、高尿酸血症・痛風をはじめとする生活習慣病を総合的に診療しています。
仁愛堂消化器内科・内視鏡クリニックのご案内
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