総合内科を掲げているのは、どのような考えからですか?
患者様の中には「この症状は何科に相談すればよいのかわからない」と感じる方が少なくありません。
そのようなときに最初に相談できる窓口になるのは、かかりつけ医の大切な役割だと考えています。
当院では総合内科をベースに、日々の体調不良や生活習慣病、ちょっとした違和感まで含めて、まずは幅広く受け止めることを大切にしています。
私が総合内科医として特に大切にしているのは、「何の病気なのかを正確に見極めること」です。
例えば、咳や息切れがある場合でも、喘息や肺炎などの呼吸器疾患だけでなく、心不全などの循環器疾患や逆流性食道炎などの消化器疾患が隠れていることがあります。逆に動悸や胸の違和感の背景に呼吸器疾患や消化器疾患が関係していることもあります。
また、健診で血糖値やコレステロール値の異常を指摘された患者様に対しても、単に検査結果だけを見るのではなく、その背景にどのような病気が隠れているのか、将来的にどのような健康リスクにつながるのかまで含めて評価しています。必要に応じて専門的な検査や治療につなげながら、症状だけで診療科を決めるのではなく、患者様全体を診て適切な診断につなげることが総合内科の重要な役割だと考えています。


