2026年8月30日

健診で「クレアチニンが高い」と指摘されたら、数値だけで腎臓病と決めつけず、eGFR、尿蛋白・尿潜血、過去の結果と合わせて確認することが大切です。自覚症状がなくても腎機能の変化が隠れていることがあるため、結果票を持って内科へご相談ください。
クレアチニンが高いとはどういう状態?
クレアチニンは、主に筋肉でつくられ、腎臓でろ過されて尿へ排泄される老廃物です。腎臓のろ過機能が低下すると血液中にたまり、値が高くなることがあります。ただし、検査機関ごとに基準範囲が異なり、筋肉量、年齢、性別、体格、直前の体調などの影響も受けます。基準値を少し超えたという事実だけで、病名や重症度は確定できません。
健診結果では、クレアチニンから年齢・性別を用いて算出するeGFRも確認しましょう。eGFRは腎臓が血液をろ過する働きの目安で、低いほど腎機能が低下している可能性を示します。1回の結果だけでなく、前年や数年前からの変化を見ることも重要です。
高くなる背景と再検査で確認すること
クレアチニン高値には、慢性的な腎機能低下だけでなく、発熱、下痢、嘔吐、食事や水分を十分に取れない状態などに伴う脱水、薬剤の影響、筋肉量の違いなどが関係する場合があります。市販の鎮痛薬やサプリメントを含め、使用中の薬は自己判断で中止せず、受診時に医師へ伝えてください。
再検査では、クレアチニンとeGFRの再確認に加え、尿蛋白・尿潜血、血圧、血糖値、HbA1cなどを組み合わせて評価することがあります。筋肉量が非常に少ない方などでは、別の血液検査を参考にする場合もあります。必要な検査は年齢、持病、服薬、過去の結果によって異なります。
受診時には、健診結果票を一部だけでなく全ページ、過去の健診結果、お薬手帳、家庭血圧の記録があれば持参すると、経過を整理しやすくなります。
早めに相談したい目安と危険なサイン
要再検査・要精密検査・要受診と記載されている場合、eGFR低下や尿蛋白陽性を同時に指摘された場合、前年より数値が悪化している場合は、自覚症状がなくても受診時期を先延ばしにせず相談しましょう。糖尿病、高血圧、心臓病がある方も早めの確認が大切です。
顔や足の強いむくみ、尿量の急な減少、息苦しさ、繰り返す嘔吐、強いだるさや意識がぼんやりする症状があるときは、通常予約を待たず、早めに医療機関へ連絡してください。急激な息苦しさや意識障害などがある場合は、救急要請も検討します。
結果を見て、自己判断で水分を極端に増減したり、たんぱく質や塩分を過度に制限したりするのは避けましょう。持病や薬によって適切な内容が異なるため、生活改善は診察結果に合わせて決めることが大切です。
平井駅近くで健診結果を相談したい方へ
当院は、JR総武線「平井駅」北口から徒歩4分です。総合内科として、クレアチニン高値をはじめ、尿検査、血圧、血糖など複数の健診異常をまとめて相談できます。何科に行けばよいかわからない段階でも、まず状況を整理し、必要に応じて適した高度医療機関をご紹介します。
土曜・日曜(12時半まで)も診療し、平日は夜19時まで診療しています。診療は時間帯予約制です。WEB予約時にネット問診を事前入力できるため、来院後の受付から診察までの流れがスムーズになりやすくなります。
電話:03-3613-5548
受診後のご感想は、今後受診を検討される方にとって参考になります。差し支えなければ、Googleの口コミ投稿にご協力ください。
一問一答Q&A
Q1. クレアチニンが少し高いだけでも内科を受診した方がよいですか?
はい、健診で要再検査や要受診とされた場合は内科へご相談ください。平井駅近くで結果票を持参すると、eGFR、尿検査、過去の推移を含めて受診時期や追加確認の必要性を整理できます。
Q2. クレアチニンが高いと腎臓病が確定しますか?
いいえ、1回の高値だけでは確定しません。筋肉量や体調などの影響もあるため、eGFR、尿蛋白・尿潜血、過去値を合わせて判断します。健診結果全ページを持って総合内科へ相談しましょう。
Q3. 症状がなくても再検査は必要ですか?
はい、腎機能の低下は初期に自覚症状が乏しいことがあります。健診の判定と受診期限を確認し、前年より悪化している、尿蛋白も陽性などの場合は、症状がなくても早めの相談が大切です。
Q4. すぐに受診した方がよい症状はありますか?
あります。強いむくみ、尿量の急な減少、息苦しさ、繰り返す嘔吐、強いだるさがある場合は早めに医療機関へ連絡してください。急な呼吸困難や意識障害では救急要請も検討します。
Q5. WEB予約はできますか?
はい、当院は時間帯予約制で、通常診療のWEB予約が可能です。ネット問診を事前入力すると、来院後の受付から診察までの流れがスムーズになりやすいため、健診結果も手元に用意してください。